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■区別が判りにくい用語

パソコンの用語の中には,よく使われるがなかなか判りにくい用語があります。なんとなく,判っていても,いざ説明しようとしますと,十分説明できないことがあります。また,なんとなく使っているだけで,意味はよく判らない,と云うものもあります。ここでは,単に用語の説明ではなく,区別して判りやすく説明してみます。

  1. アナログとデジタル
  2. バイト(byte)とビット(bit)
  3. インターネット(Internet)と電子メール(Mail)
  4. URLとメールアドレス
  5. ダウンロード(Download)とインストール(Install)
  6. ISDNとADSL
  7. モデム(Modem)とターミナルアダプター(TA)
  8. 画像の拡張子の違い(JPG,BMP,GIFなど)ani_New.gif (4744 バイト)

 

 ▼アナログとデジタル

アナログテレビがデジタルテレビに変わる,普通の電話回線はアナログ回線だが,ISDNはデジタル回線である,など対称的な表現で用いられる。この“アナログ”と“デジタル”の違いとは何か?

アナログとは,連続的に変化する物理量を表すもので,電圧や電流などがある範囲にあるものを云う。

これに対してデジタルとは,断続的に切り出した物理量を表し,コンピュータでは2進数が用いられ,デジタル信号として扱う。

もっと判りやすく云えば,すべり台の階段部分が“デジタル”で,すべる部分が“アナログ”と考えてもらえば判りやすい。つまり,すべる部分は連続的で,任意の位置が選べる。これに対して階段部分は,区分された段数のどれかの位置を選ぶことになり,2段目と3段目の間などと云った部分を選ぶことができない。このように,アナログとデジタルを連続的か,不連続かで区分してもよい。

なぜ,アナログからデジタルに進化しているか? これは,アナログであれば,例えばスピードを上げたり,精度を上げたりしようとすると,高精度な部品や,とてつもない開発が難しい部品を作らないと実現しない。それに対して,デジタルでは,“0”と“1”の繰り返しなので,スピードを上げるには回数を速くする,即ち周波数を上げることで実現する。また,精度は分解する能力を上げることで実現できる。特に,デジタルはソフトウエアが使えることが大きな特徴である。

 ▼バイト(byte)とビット(bit)

パソコンのデータは2進数(“0”か“1”)で表されています。

ビット(bit)とは,この2進数のデータの1桁の単位を云い,最小単位です。

16ビット,或いは32ビットのCPUなどCPUの取り扱う単位を示したり,文字などを認識するのに,英文字は7ビットデータであるのに,日本語は8ビットデータを扱っている,などとして用いられています。

バイト(byte)とは,このビット8個を1組として1バイトと呼び,データ容量の基本単位を示します。

メモリ容量をフロッピーディスクであれば,1.44MB(メガバイト)などと云いますが,その他,ハードディスク,CD-ROM,CD-R,DVD-RAMなど記憶装置の容量は全て,このバイト単位で示されています。

両者の単位はよく使われますので,区分けしておかないと,おおきな勘違いにつながります。

つまり,1バイト=8ビット と覚えてください。

 

 ▼インターネット(Internet)と電子メール(Mail)

インターネットと電子メールも同じもののようで,区別が付きにくいようですが,全く仕組みは違います。但し,同じ回線を使ってデータのやり取りをしますので,連携して使えるようになっています。

インターネットを使うためには,インターネット閲覧ソフト(ブラウザ)が必要で,一般的なものい,IE(インターネット・エクスプローラ)やNetscape(ネットスケープ)などがあります。

一方,電子メールを使うためには,電子メール用ソフトが必要です。最近では,マイクロソフトのOSに付いてくるOutlook Expressが最もポピュラーで,殆どの人がこのソフトを知らず知らずのうちに使っています。

詳細を知りたい方は,インターネットの仕組み,又は電子メールの仕組みを読んでください。

 

 ▼URLとメールアドレス

これもインターネットと電子メールに関するもので,存在する場所を示すものです。

URLとは,インターネット上のホームページのアドレスです。(Uniform Resource locators)

メールアドレスとは,電子メール上のアドレスです。

 

 ▼ダウンロード(Download)とインストール(Install)

パソコンでデータを転送するときに使う言葉で,よく使います。

ダウンロードとは,ホスト・コンピュータやインターネット上のウェブ・サイトから通信を介して,目的のファイルを自分のパソコンに取り込むことを云います。一般に,上位のパソコンから,下位のパソコンへデータを転送することを云います。反対語はアップロードです。

インストールとは,ソフトウェアをパソコンで使えるようにするために,CD-ROMやフロッピーなどから,パソコンの中へ(ハードディスクへ)取り込むことを云います。インストールの具体的なやり方は,「パソコンに楽しみ方」の「新しいソフトをインストールする」を参照下さい。

 

 ▼ISDNとADSL

最近ではインターネットが盛んになるにつれ,やり取りされるデータが大きくなってきています。通常の電話回線では,数100KBの画像データでも結構取り込むのに時間がかかります。また,ブロードバンドと云われ映像まで通信できる時代がやってきており,通信のスピードがどんどん速くなってきています。通信の方式にいろいろなものがあります。

ISDN(アイ・エス・ディー・エヌ Integrated Services Digital Network)とは,日本独自の高速データ通信サービスのことで,一般電話のアナログ回線から,デジタル回線に切り替える必要があります。NTTに申し込みをして工事をしてもらう必要があります。パソコンで通信するためには,モデムが必要ですが,ISDNでは,DSU(Digital Signal Unit)TA(Terminal Adopter)が必要になります。(DSUを内蔵した,TAもあります)DSUはINSネットのインターフェースで125μ秒ごとにフレーム送受信をするものですし,TAは電話機で通話するアナログ・デジタル変換やフレームの組立,分解をするものです。

INSネットでは,64kbpsのデジタル通信ができますし,2回線が同時に使用できます。(電話とインターネットが同時にできます。)

ADSL(エー・ディー・エス・エル Asymmetric Digital Subscriber Line)とは,最近人気のある通信方式で,ISDNと違ってアナログ回線で使用します。NTT局からは専用回線や地域IP網など特別な回線でインターネットにつながります。ADSLでは,専用のADSLモデムスプリッターが必要です。ADSLは,高い周波数のデータ信号と音声信号を同時に流す技術で,スプリッターは,このデータ信号と音声信号の分離に使います。これもISDN同様,電話とインターネットが同時に使えます。ただし,アナログ回線なのでISDN回線では使えません。

ADSLは収容局から遠くなると通信速度が落ちる,或いはADSLが十分使えない地域があるので,切り替えにはNTTに十分相談した上の方がよい。通信速度は,1.5Mbps〜8Mbpsと速く,大きな画像データでも快適に取り込みができる。

 

 ▼モデム(Modem)とターミナルアダプタ(Terminal Adopter)

パソコンをインターネットなどネットワークにつないでデータ通信する場合に必要なもので,

モデム(Modem)とは,電話回線(アナログ回線)に用いる装置です。パソコン内で使われるデータはデジタル信号ですので,これをそのままアナログ回線を通じて送信ができません。そこで,パソコン内のデジタル信号をモデムでアナログ信号に変調し,通信回線を通じて信号を送り出します。また,変調されたアナログ信号を受信しますと,モデム内でデジタル信号に復調してパソコンに取り込みます。この変調(MOdulate)と復調(DE-Modulate)の頭文字からモデム(Modem)と云われています。

ターミナルアダプタ(Terminal Adopter)とは,従来のアナログ回線で利用してきた電話機,FAX,モデム,パソコンなどを接続するための機器で,パソコンに接続するデータポートの他に,電話やFAXを接続するアナログポートを備えている。ISDNで使うDSU(デジタル回線接続装置)を内蔵したものもある。パソコンとの接続はデータポートで行われるため,デジタル信号でのやり取りとなり,上記のモデムは不要である。(但し,電話のアナログポートをパソコンで使うときは,間にモデムを入れる必要がある)

 ▼画像の拡張子の違い(JPG,BMP,GIFなど)

写真など画像のファイルを作ったり,もらったりすることがありますが,同じ画像なのに,ファイルが1桁も違うほど大きいことがあります。これはどんな違いがあるのでしょうか?

文字もそうですが,画像は小さなドットの集合体です。従って,写真など画像は,ドット数で示されます。(150×100など;これは横×縦のドット数を示しています。)

BMP:ビットマップ

画像をドット単位でとらえビットマップデータのファイルをつくる。各ドットがR,G,Bの8ビットのデータで表されるので,ファイルの大きさ(KB)=ドット数×3となる。

JPEG:ジェーペグ(Joint Photographic Experts Group)

画像を圧縮させるファイル形式で最もポピュラー。圧縮度合いで,ファイルの大きさと解像度が変わる。JPEGの画像を再度,圧縮すると(jpgのデータを再度jpgデータにする)画像が,ゆがんでしまう。

GIF:ジフ(Graphics Interchange Format)

米コンピューサーブが開発したインターネットでは,JPEGと並んで最もポピュラーな画像保存形式。JPEGに比べ,圧縮率は低いが,イラストなどべた塗りの画像データに適している。

 

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Copyright (C)2001  Hitoshi Nishimura


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